タッカーロッキー社エディが語る「ハーレーダビッドソン ニュース&コラム」

オイルは嗜好品?
基本的にオイルの良さはベースオイルの質でオイル全体の品質が決まると言われています。要はオイルの骨格を形成する基本要素となるベースオイルの質が悪いと幾ら添加物をブレンドしても全体的な質の低さは補えないと言う事。
そして、そのベースオイルの質はオイルメーカーの規模に比例すると言われています。そのベースオイルに各メーカーこだわりの添加剤を加えオリジナルブレンドのオイルが作られています。エンジンオイルは嗜好性の高い商品。お気に入りのエンジンオイルに出会うまで色々なメーカーのオイルを試す人も多くいます。
『値段が手頃』、『ブランドが好き』、『匂いが良い』、『色が良い』等々で選んでいるユーザーもいることでしょう。実際、それで良いのです。値段が安いオイルだからと言ってエンジンを壊す事は無いし、逆に高級オイルを入れたからといってエンジンが壊れないという事もありません。確かに高級オイルには良い添加剤が含まれているのだからエンジンの寿命を延ばせてくれるかもしれない。その反面コストも掛かる。そのコストに値するだけエンジン寿命が格段に延びれば十分に高級オイルを選択する価値は有ると思います。もしくは手頃なエンジンオイルを選択してコストを節約する。その節約した分を将来のエンジン修理、カスタムに充てるというのも1つのモーターサイクルライフを楽しむ方法だと思うのです。
そして、一番重要なのは、オイルのキャラクターとユーザーの予算、愛車の使用条件がマッチしたオイルを定期的に交換する事につきます。
ハーレーは空冷OHVエンジンを搭載しています。空冷エンジンは水冷エンジンと比べてエンジンの使用温度が高いので粘度の高いエンジンオイルが使用されています。
旧い車両に乗られている方の中には夏場に60番を入れてオーバーヒート対策をされてる方もいらっしゃいます。水冷エンジンが主要の日本車ユーザーには理解し難いかもしれませんが、オイルのキャラクターと使用条件がマッチした分かりやすい例だと思います。
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- 》FILE6 オイルは嗜好品?
- 》FILE7 バイクは無地のキャンパス。
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- 》FILE9 2013年もフルスロットルで。
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- 》FILE11 今年のV-Twin Expoの所感。
- 》FILE12 社外品部品について
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